ヘナ(HENNA)とは
ヘナ(和名:指甲花)はミソハギ科の植物で、古代エジプトのクレオパトラも愛用していたといわれる伝統のハーブです。白髪染めやヘアケアだけでなく、ボディペイント、ネイルケア、薬用としても古くから人々の生活や文化に深く根付き、女性たちに親しまれてきました。
髪にこんなお悩みありませんか?

- 髪に潤いがなくパサつく
- 何もしていないのに髪のダメージが気になる
- 年齢とともにうねり・クセが出てきた
- ボリュームやコシがなくなってきた
- 白髪染めのダメージが気になる
- 髪や頭皮の健康を見直したい
ひとつでも当てはまったら──
ぜひ、天然100%のヘナ染めを体験してみてください。
ヘナのメリット・デメリット

天然ヘナにはメリットもありますがデメリットもあります
メリット | デメリット |
髪と地肌にやさしく、ダメージレス | 色が選べない(自然な色のみ)黒髪を明るくすることはできない |
白髪染めしながらトリートメント効果 | インディゴは発色までに時間がかかる(酸化による変化)ヘナのみはオレンジ色(白髪はオレンジ色になる) |
頭皮ケア・育毛・殺菌効果あり | 植物アレルギーの方には不向き |
自然な香りに癒される | 数日間は葉の香りが残る |
髪にハリ・コシ・ツヤが出てくる | 染めた直後は若干の軋みが出る場合がある |
くせ毛の収まりが良くなることがある | 3〜4日程度、色落ちがある |
染め方は二通りあります(一度染め/二度染め)
▶ 一度染め
◎ 白髪をほんのり染めたい方や、染める間隔が開かないかた。髪の補修目的に。白髪率10%~60%向き


ヘナのみ(一度染め)
オレンジ色に発色します。白髪部分がオレンジ色になります


ヘナ+インディゴミックス(一度染め)
薄いブラウンへと発色します。白髪部分が緑色のち、ブラウンになります
▶ 二度染め
◎白髪をしっかり隠したい方、染める間隔が空いてしまう方。深みがある色と色もちが特徴です。白髪率40%~向き


Step① まずヘナで全体を染めます


Step⓶ その後インディゴミックスを塗布して仕上げます 一度染めよりもしっかりと白髪をカバーできます
ヘナの性質って?
▶ ヘナの補修効果

ヘナは髪への補修効果が優れていますがインディゴは補修効果(改善効果)は低めです。ノーティアではあくまでもヘナのオレンジの色味を抑えるための植物染毛料としてインディゴを使用しています。
ハーブ名 | 髪への補修効果 | 性質と特徴 |
ヘナ | ◎ | 抗菌・消炎作用があり、フケ・かゆみの予防にも効果的 髪の毛の引き締め(収れん)作用があるためキューティクルを整え、自然なツヤが出やすい。艶・コシ・ハリ感UP・トリートメント的効果が高い |
インディゴ(藍) | △ | 抗菌・抗炎症効果、頭皮環境の改善への効果もあるが植物染毛料としての要素が高い。染め続けるとゴワつきが出る場合あり。微細な刺により刺激、感作性も高い。トリートメント効果(補修効果)はやや低め |
ヘナ+インディゴミックス | 〇 | ヘナをミックスすることでトリートメント的効果(補修効果)も得ることができる |
▶ 染まり方としくみ

天然100%ヘナとインディゴ(藍)は、どちらも植物からできた自然の染料ですが、髪に染まる仕組みが違います
染まる場所 | 定着の仕方 | |
ヘナ | 髪の表面と内側(毛皮質)(たんぱく質にも絡む) | 毛髪の内側まで入り込む |
インディゴ | 髪の表面 | 毛髪表面にやさしく染み込む |

◎ヘナは「オレンジ色の色素」が髪の中に入って染まる
- ヘナの葉に含まれる「ローソン色素」は、髪の中のケラチンというたんぱく質と絡みつき結びつく力があります。
- その色素が髪の内部に入って、内側からほんのりオレンジ色に染めていき、髪への補修効果も担っています。
- 時間とともにゆっくり色がなじんで、自然な艶感やハリも感じられるのが特徴です。
◎インディゴは「青い色素」が髪の表面にくっついて染まる
- インディゴの葉には、はじめは色がない成分(インジカン)が含まれています。
- 髪に塗られ、空気にふれて酸化することで、青い色素(インディゴ)に変化します。
- この青い色素は、髪の表面にやさしく吸着するように染まっていきます。
- 塗った直後は緑っぽくても、時間がたつと青~青紫に変わっていきます。
▶ 発色の変化

ヘナとインディゴは発色の工程にも違いがあります
発色タイミング | 色味 | |
ヘナ | 塗布中から発色 | オレンジ系 |
インディゴ | 酸化により発色。染め直後は薄い青、酸化し色が少し濃くなる | 青緑〜紫系 |
ヘナ+インディゴミックス | 酸化により発色。染めた直後は緑、翌日〜3日後までにブラウン系に変化 | 緑→茶系 |
国産ヘナとインド産ヘナの違い(Notia取扱い)

ノーティアでは沖縄産ヘナとインド産ヘナの両方を取り扱っています。どちらも自信をもって提供しております。初めての方やお迷いの方はご相談ください。
比較項目 | 国産ヘナ | インド産ヘナ |
---|---|---|
生産地 | 沖縄 | インド(KEO社製) |
染まり方 | 発色効果が高く赤寄り | オレンジ色 |
香り | 自然でやわらか、お茶のよう | 植物らしい藺草のような香り |
精製 | インド産よりさらに粒子が細かく精製 | 細かく精製 |
コスト | インド産より高め | ‐ |
おすすめ | オレンジの発色が苦手な方、ハリコシに加え髪にふんわり感+さらっと感や軽さが欲しい方 | コシや丈夫さを求める方、赤系の色よりもオレンジ色がお好きな方 |
国産(沖縄産)ヘナ施術例


















※個人の髪の色、白髪の割合、ベースカラー色、ヘナ染めの頻度により「色」や「質感」「艶」には違いがあります。
アレルギーについて※

- ヘナ・インディゴは植物由来のため、極めて低刺激ではありますが、まれにアレルギー反応を起こすことがあります。
- インディゴに限っては、特にアレルギー反応を起こす可能性がヘナよりも若干高く感じます。
▶ 初めて使用する場合は必ずパッチテストをおすすめしています。ご不安な方は、パッチテストを兼ねた事前カウンセリングでご相談ください。
よくある質問(FAQ)

Q. どれくらいの頻度で染めるのが良い?
A. 2〜4週間に一度が目安です。
Q. 植物アレルギーはわからないけど通常カラーで沁みます。大丈夫?
A. パッチテストをおすすめしています。
Q. パッチテストはいつやればよい?
A. 施術予定日の2日(以上)前でご予約をおとりください。
Q. 色落ちはどれくらい?
A. 3〜4日は色落ちがある場合があります。
Q. 黒髪を明るくできますか?
A. ヘナは脱色作用がないため不可です。
Q. また通常カラーにもどせますか?
A. ヘナ後にまた通常のカラーをすることは可能ですがオレンジ系の色味は残る可能性があります。また、インディゴミックスの場合も可能ですが、現在の色味以上にトーンを明るめにしたり、脱色する場合はご希望の色をだすことが難しくなります。
Q. 縮毛矯正やパーマは可能ですか?
A. 可能です。ヘナ染めを続けていると縮毛矯正もしなくて大丈夫になったというお声も聞きます。
ヘナ染めをお考えの方へ
40代以降の髪は、白髪・うねり・パサつき・ボリューム低下など、若い頃とは違う変化が現れます。
Notiaでは“白髪を隠すこと”より“自分にとっての心地よさ”を軸に、自然の力を借りて髪と頭皮を整えるケアを提案しています。
- 化学染料・保存料・香料 不使用
- 髪質や地肌に合わせた調合と塗布
- 二度染めやインディゴブレンドも対応
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カット・ナチュラルカラー・パーマ・縮毛矯正

髪や頭皮の状態に合わせ、必要な方にご提案。
- 薬剤の負担を最小限に
- 低刺激・負担軽減の製品、薬剤を厳選
- ヘナとの併用も可能メニュー有
※パーマ、縮毛矯正、トーンアップカラー等はオンラインからのご予約はしていただけません。LINEメッセージにてお問合せください
ヘッドスパ
泡うるスパ

無添加アミノのやさしい洗浄力の泡で頭皮の汚れをすっきりリセットしながらマッサージ。頭皮にはオイルフリーの糖ベースパックを施します。
- 頭皮のベタつき、乾燥が気になる
- 敏感肌でも安心して頭皮ケアしたい
- 心も緩む優しいスパ時間を味わいたい
アーユルヴェーダ式ヘッドリラックス

ストレス、肩こり、首コリ、顔のたるみ、くすみ、目の疲れ、睡眠不足、頭痛などにお悩みの方に。育毛効果や自律神経の乱れの改善にも。
- 生命のエネルギーをコントロールするポイントをとらえヘッド、顔首肩まで含めマッサージを行います
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- 香りと音で静かなエステ個室でのリセット時間
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